最後の恋~初めての時間~



「え-、会議室ってどこ?」



美化係が生徒会員と知ったうえに今日は美化係が集まる美化係会があるとかついてないな-。



てか、ここどこ??



周り話せるような人いないしな-。



あ、大翔がいるじゃん。


大翔とは中学に入って一番最初に心を許せた男子。




「ねぇーー!ひーろーとー!」



私は大きな声で大翔を呼んだ。



「うっせ。何だよ。」


耳を押さえながら私の方に来てくれた。



「今から美化係会なんだけど会議室ってどこ?」




「は?お前会議室ここにあんじゃん。」




大翔が右を指差していたので、そっちに目を向けるとすぐ横に会議室があった。



「あ…ほんとだ…。気付かなかった(笑)」




「ばーか(笑)。てか、あと3分で始まるからはやくいってこい。」



そういって、私の頭を強めにポンポンした。



「もーやめてよ!あ、行かなきゃ!とりあえずありがと!」




私は大翔に大きく手を振って走った。