どうなるのかなぁ…
なにを心配しているかって?
そりゃ、青春の1ページに残る大切な大切な班発表でしょ!
今から発表されるんだけど…緊張。
「じゃあ、次2班!」
来るか?来るか?
「大翔くん、一弥くん、愛子さん、真奈さん、碧さんです!」
お?まぁまぁ良い班じゃん!
「愛子!同じ班だね!やったぁ!」
愛子に飛び付くと
「あんたそれより、大翔と同じ班じゃん♪」
「ぜーんぜん!嬉しくない!愛子と同じになれた方がうれしい!」
わざと大きな声で言うと、
「あおー?お前俺様と同じ班になったのに愛子と同じになれた方がうれしいとは何事だー?」
上から目線でいってくる上にほっぺたをつねってきた。
「ねぇー!ほっぺた痛いよ!」
いつもより強めだったため大翔を涙目で見上げると、
「え?そんな痛かった?ごめんごめん」
そういって頭をポンポンしてくれた。
あーもう。そう言うとこが好きになるんだ。
「あのぉ…」
班長の子が席の説明をするため話しかけてきた
「あ、ごめんね!どーぞ!」
「うん、愛子さんと一弥くんのペア。真奈さんと僕のペア、そして碧さんと大翔くんのペアです座ってね」
はーいって、ええええぇぇえぇえ!
大翔の隣?!