大好きな君へ

その後はみなみや同じ部活の友達総出で


からかいの嵐だった。


あれは今思っても顔が赤くなるし、何よ


り嬉しかった。


よかった、正輝は私のことちゃんと好き


でいてくれたんだ…。


その事に凄く安心したっけ。


何より、初めて彼氏に頭をポンポンされ


たから。




そしてまた、正輝への”好き”が増えた瞬


間だった。