大好きな君へ

私達が付き合い始めて数日後。


「舞?明日誕生日でしょ?」


今日は金曜日で、翌日の土曜日は私の

誕生日だった。

「うん。なんで知ってるの?」

「みなみに聞いて…」

「そっか」

「その…おめでとう」

そう言って頭をポンポンして行った。

「あ、ありがとう…」

私はそう、小さい声で言うのが限界だっ

たけど。