「気を付けるどころか、終わりじゃね

えの?俺ら」


「え」


「玲菜に言ったらしいな?」


だから何を?


終わりって、なんで…


「舞がーーー」



頭を鈍器で殴られたみたいだった。


正輝はそんな私を見て立ち去って行った。


私…


そんなこと、言ってないよ?


正輝、話を聞いてよ…


「舞っ?!大丈夫⁈」


「みなみ…」


みなみが私の所へ駆けつけて来る。


「どうしよう…みなみぃっ!」


私はみなみにしがみついて泣いた。