大好きな君へ

「え…玲菜?」


「あはは…まじでうける。

バカじゃないの、舞」


「どういうこと?」


そう言っても玲菜は笑うだけで何も言わ


ない。





「ちょっと、説明してよ」


腕を掴むと、


「るっさいな!」


「っ」


腕を振り払われた。


「あたしの気持ちなんて、舞にはわか


ないよ!」


なんでそんな事言うの?


「もう話しかけないで」


冷たく言い放つと、玲菜は1人で部活に


行った。