例え要さんを嫌いになっても高校に行くのは変わる事無く進められていく。



華「はいっ!制服!澪ちゃん、そろそろ出ないと間に合わないわ?奏に送ってもらって」

要「澪、まず理事長室に行け。懐かしいやつに会えるぞ?」

奏「んじゃ、行くかっ!」



















目の前にある建物は、西洋のお城みたい。

これ、本当に学校?
間違えてない?
「ね、ねぇ。奏兄?」
「んー?」

「間違えて、ない?」

「間違えてないよ?ここが俺が通ってて
今日から澪が入学?つかまぁ途中からはいる学校。 雨落学園。(しずくがくえん)」


「う~、、、、やだぁ」
「しょーがないから。親父達の命令なんだからさ。さ、理事長室前まで案内するからついてこい」


あぁ、もーどうにでもなれ!







理事長室前

え、なにこの扉。
やたら分厚い、、


と、奏兄はノックもせずに入る。


「か、奏兄?ノックしないとっ!」
「大丈夫」












理事長室の中には、知り合いがいた。


「やっほー?澪。久しぶり。半年振りだなっ☆我が雨落学園によーこそっ!」

「た、たっちゃん?」

そう、理事長室にいたのは


雨落 達哉(しずく たつや)

奏の悪友。
喧嘩が強くて実は
櫻井組影幹部。
大きな抗争がある時など助っ人にはいる。





「たっちゃんが理事長?似合わないね。」

達哉「よく言われる!でも俺一応頭いいからさぁ?」

奏「もーいーから。はやく澪クラスに案内してやってよ。」



すると、たっちゃんが顔を曇らせる。

達哉「実はなぁ?澪のクラスはS組なんだけどさ、、実は暴走族多いんだよねっ☆しかも幹部以上がさぁ、てへ(´>∀<`)ゝ」

奏「てへじゃねぇよこのクズっ!アンタは馬鹿なのかっ?澪は暴走族嫌いだし第一俺の可愛い妹が喰われるだろっ!」





そう、奏兄が言うように私は暴走族が嫌い。

両親を殺したのが暴走族だったから。



てか、S組ってなに?


「たっちゃん、S組ってなに?」

達哉「えーとー、まぁ、成績優秀者、容姿、暴走族とかー?なんかまぁ、一般人じゃないやつら、特別な奴等ようのクラス。」

奏「ちなみに俺も3年S組。」