昼からずっと赤ん坊を背負い通しで歩き廻っていたメグは、 その寮へ泊まれないとなると、全身に疲労が押しかぶさってきた。 赤ん坊は下半身濡れ切ったオムツに包まれていてむずかって泣く。 メグは苛立って赤ん坊を放り出したくなった。 楽しかった半日が忽ち色褪せて、 これからどうしたものかと泣き出したくなるのをこらえながら、 足を引きずって見知らぬ町を歩いた。