星屑埋葬~赤ん坊の死~


赤ん坊を長時間背負っていた感覚が背中にしっかりと残っていて、小さな掌でぴたぴたと頬を叩かれるような気がした。

乳の匂いや褓きょうの臭気が、身体中にしみついている。

逃げても逃げても、お化けが背中におぶさっていて離れないおんぶお化けという郷里の民話を思い出して、メグは、背中を振りはらうようにしながら走り続けた。