汗ばむほど暑い食堂を出て外気にあたると、メグは赤ん坊があまりによく眠りすぎていることに気づき、訝しく思った。 背中をゆすぶってみたが、赤ん坊の身体は重く、反応がない。 いつも赤ん坊を背負っていると、湯たんぽを背中に入れているように温かく、赤ん坊の身体と接触している部分は真冬でも汗をかくくらいなのに、メグの手に触れた小さな足は何となく冷たいような気がする。