少年はナナちゃんを見つめました。 ナナちゃんの浮かない顔に 興味をひいたようです。 少年はニコリと笑って 手を振りだしたのです! 「え?!」 ナナちゃんは驚いて、 なんだか恥ずかしくなったので 目をそらして直ぐにカーテンを 閉めてしまうのでした。