地肌に触れるのは恥ずかしすぎて思わず叫ぶ。 けど、そんなあたしを見て一瞬ポカンとすると、ニヤッと悪戯に笑う。 「杏も着てないけど?」 「えっあぅっ……」 あたしはすぐにかけ布団を引っ張り、自分の体に巻きつける。 恥ずかしすぎる。 さっき思いっきり伸びしちゃったよ。 あぁもう恥ずかしすぎて死にそう。 どこかに隠れたい。 「今さら恥ずかしがったって、さっき全部見ただろ」 「そうだけどっ……!」