王子と秘密の図書当番。

「あ、璃…、思い出したよ。璃のこと…」


正確には亜子が教えてくれたんだけどね。


「…ホントか?どーせ亜子に教えもらったんじゃないのか?」



璃は喋るたびに息が顔にかかってしまうほど近い。



「そう、だけど…」


「やっぱり」


なんかごめんね。


自分で思い出せなくて…


「でも、璃のことははっきり思い出したよ」