乃咲さんは下を向いたままじっと黙っているだけ。


白沢くんなんて本棚をずーっとみてるし、


青崎なんて今にも眠っちゃいそうな顔してる。


みんなやる気あるのかなぁ。

いや、多分ないよね。


「あの~…?どっちがいいか希望はあります?」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


まただ。


もう嫌ぁ。


はぁ。


「…………昼…がいい…」


え?