溢れるくらいに君が好きっ!



あれこれ話しているうちに家についた。


今は両親が海外へ出張に行っているため、家には誰もいない。


ほぼ、一人暮らし状態だ。


このタイミングでよかったよ…。


親がいたらなんて説明するべきか…。


ガチャッ

「ただいまー」
「お邪魔しまーす」


二人の声が重なった。


「…そういえば親っている?」

「ううん、しばらくいないよー」

「そっか」

「じゃあ飲み物持ってくるから私の部屋で待ってて?私の部屋、2階の奥の部屋だから。」

「おう」