12:30―――――――――

ヴーヴー

携帯がなった

「もしもし?」

『愛ー?徹だけど。』

「うん。何?」

『んー.用はないけど今、昼休みだから電話してみた』
「いいなー.みんないる?」
『うん。いるよ!替わる?』

「うん。お願いー.」

『はいはーい。』

《もしもし?愛ー.沙羅だよ》

「沙羅?」

《愛ー.体大切にしろよ!》
「うん♪」

《もうすぐ秋休みだから、遊びに行こうね》

「うん」

《ぢゃあ、エリナに替わるね》

「よろしく!」

《愛ー?体大丈夫?》

「うん。超元気だよ」

《早く産めよ☆》

「うーん。私も早く会いたいんだよね」

《ねー.ぢゃあ替わるよ》

「うん」

《もしもし?愛ちゃん?》
「うん♪」

《なんか、愛ちゃんがいないと淋しいよー》

「まぢー?笑」

《まぢだよ笑
もう、明日からテストだよー嫌だー》

「頑張れー.」

《えー.頑張るけど…多分今回悪いわー》

「大丈夫だって」

《まぁ、いつもの事だけどね。ぢゃあ、徹に替わるね》