でも、あの日、あなたとどう向き合えばいいのか分からなくなった。



あなたが部活の時に相談してくれた、あなたの好きな人……。


その人、私の友達なんだ。


あなたはその子に夢中だったね。


涙が、こぼれた。胸が苦しかった。


でも私は、あなたを応援した。


つらかった。悔しかった。涙があふれた。


それでも、あなたに笑って欲しいから、あなたの笑顔が大好きだから、応援しつづけた。


それからは毎日その子の話。


普通の話題もあったけどね。


初めて、嫉妬、した。