乾いた音が教室内に響き渡った。
驚いた顔をして宙斗先輩は左頬を隠した。そしてすぐにいつもの冷静な顔をした。
「…先輩。こんな事して楽しいですか?
嬉しいですか?
自分の欲求は…満たされますか?
嫌がってる子を無理やり犯すんですか?
そんな事をする最低な人間なんですか?」
「…」
黙る宙斗先輩。
「そんな最低な人間でいいんですね!?」