「私は…宙斗先輩の事が…好き…」
顔が燃えそうなくらい火照る。
好きって自覚するとなんか急に
恥ずかしくなった。
「沙梨、どうしよう。
私宙斗先輩のクラスに行くの恥ずかしくなってきた。」
「え!?」
「好きって自覚したら…
恥ずかしくって…」
またまたため息をつかれた。
「がんばんなさい」
その一言だけ言われた。