小さい体で一生懸命何かを伝えようとしている。…おもしれぇ。
俺はたまたま今から英語で
英語のノートを手に持っていた。
「先生」
なんで俺は白石に声をかけたんだろう?
「ノート…」
ノートなんてただの口実。
俺はわざわざここに来てわざわざ
邪魔をした…
俺の行動が自分でもわかんねぇ…
小さい奴をちらっと見たら
そいつは頬を膨らませ俺を力強い目で
しっかり見ていた。