授業が終わって今から帰ろうと
カバンに物を詰めてるときだった。
「色」
え…?私…?
「おい、色」
恐る恐るドアの方を見てみた
「宙斗…先輩」
「来い」
「はい…?」
「来いって」
強引に引かれる腕。教室からは
悲鳴と歓声が聞こえてくる。