「ねぇ…沙梨
お前が結婚するのは俺色に染めてからなってどういう事?」
沙梨はぽろっと掴んでいた唐揚げを
落とした。
「…え?西島先輩に言われたの!?」
「え?あ、うん。」
凄く興奮している様子の沙梨。
「それでそれで!?
色はなんて言ったの!?」
なんてって…
「水色に染まらないとお嫁にいけないんですか?
って言った。」