傷つけないように…でも、
来たくなくなるくらいに。
「苦しい」
そんな事言われても俺はとめない。
このくらいだとまた明日もくるだろ?
そっと手を服にかけボタンを外す。
たぶん、先輩いやって言ったんだろ。
俺が黙らそうとする為にキスをしたから
言えなかったんだ?
俺は色の両腕を掴んでいたが、
いつの間にか片腕しかなくなっていた。
それに気が付いた直後、左頬に
痛みが走った。