せんせ、私ね〜短編〜


先生、にこにこ。

私は…

「な、なんだ…その何ね…」

「いらない?」

「い、いりますいりますよろこんで」

いたずらっ子のような微笑みだけど、相変わらずかっこいいなぁ

変な期待しちゃった。ごめんね、先生。

「ラーメンよりこっちがいーの?」

イスから立ち上がろうとした私の手首を掴んで、自分の方に私を引き寄せた

「ふぇ!?」

思わず、変な声が出る。

掴まれている手首と頭に、体中の熱があつまってきてるようであつい。

「せんせ…?」

ち、ちかいちかい!!地下一階!!

じゃ、なくて。近い!!

「なにして…んぐ!」

なにしてるの?そう聞こうとしたら、柔らかいものに口を塞がれた。

きす…?きす。キスだね…

って。

「んっ、ふ、ぁ…せんせ!?」

「…どした」

あわてて先生から離れる。

先生はさっきの笑顔のまま私を見つめてきた。

「わた、私のファーストキス…!!」

いやそこじゃないだろ私!

とりあえず自分にツッコミをいれて、落ち着こう。

いやいやいや。

動揺してたら、先生が好きってばれちゃう。

ここはファーストキス作戦でいこう。

さすが私の頭脳…