キーンコーンカーンコーン
「由真ー帰ろー」
私の親友の大島由真。
由真とは保育園からの付き合いでよくお互いの事情も知っている。
「うん。ちょーっとまってねー」
「ん?なんか探してるの?」
「そー。携帯どっかに落としちゃってさー」
え、携帯って…。
一番落としちゃダメな奴じゃん!
「私も一緒に探す!」
「ありがとー」
由真の携帯ってどんな色してたっけ??
「やっぱ教室にはないかな??」
「だね。あ、私違う教室見てくる!」
「わかった!」
一人になった教室。
なんとなく好きな雰囲気だ。
外の部活の声。
下校している生徒たちの声。
そして、今日一日の思い出がまだあるこの教室。
私は一旦深呼吸をした。
「よし。図書室あるかも」
急いで帰りたいがため、廊下を猛ダッシュ。
今の時間生徒なんか由真と私しかいないでしょ。
が、そう考えていたとき…
ドンっ!!
肩と肩がぶつかって、私は尻もちをついた。
「いったぁ」
お尻がヒリヒリする。
「大丈夫?ケガない?」
ふと上を見ると
「い、一ノ瀬くん」
「由真ー帰ろー」
私の親友の大島由真。
由真とは保育園からの付き合いでよくお互いの事情も知っている。
「うん。ちょーっとまってねー」
「ん?なんか探してるの?」
「そー。携帯どっかに落としちゃってさー」
え、携帯って…。
一番落としちゃダメな奴じゃん!
「私も一緒に探す!」
「ありがとー」
由真の携帯ってどんな色してたっけ??
「やっぱ教室にはないかな??」
「だね。あ、私違う教室見てくる!」
「わかった!」
一人になった教室。
なんとなく好きな雰囲気だ。
外の部活の声。
下校している生徒たちの声。
そして、今日一日の思い出がまだあるこの教室。
私は一旦深呼吸をした。
「よし。図書室あるかも」
急いで帰りたいがため、廊下を猛ダッシュ。
今の時間生徒なんか由真と私しかいないでしょ。
が、そう考えていたとき…
ドンっ!!
肩と肩がぶつかって、私は尻もちをついた。
「いったぁ」
お尻がヒリヒリする。
「大丈夫?ケガない?」
ふと上を見ると
「い、一ノ瀬くん」


