ずっと、傍にいてよねっ!

 「私、なんかいよいよ要らないって言われちゃった。



 …あは、あはは…。」



 浅葱にケータイを返しながら笑おうとしてみたけど、無理だった。




 「マジで、帰らないのか。」



 「要らないって、言われたんだから。



 帰る必要もないでしょ。



 明日くらいには家から私のものが消えるでしょ。



 荷物も取りに行くし。」




 さすがに、応えるな…。



 さすがに、ちょっとだけキツイかも。