ずっと、傍にいてよねっ!

 気がつくと、部屋のドアが開いていて椎くんがこっちを見ていた。




 「ねぇ、何してたの?」



 もう来年には中学にあがる椎くんに、今のこの状況が理解できないとは思えない。




 「別に。」




 浅葱はそっけなく答えた。




 でも、




 「菜緒姉、嫌がってんじゃん。



 
 何、襲ってんの?」




 圧倒するような威圧感。




 無表情で浅葱を見てる椎くん。




 「ホントに大事な人なら、無理矢理なんてそんなことしちゃだめでしょ。」





 助かった。




 椎くんがいてくれて、来てくれて、よかった。