ずっと、傍にいてよねっ!

 「ハッ…!!」



 目を覚ますと、私は自分の部屋で寝ていた。



 ボトッと音を立てて落ちた濡れたタオル。



 別に熱があるわけではないんだけど。



 なんで?


 
 辺りを見回しても、誰もいなかった。