夢であれ

「ちょっと…榊原っ…冗談やめてよ…」

そういったのは私の親友ー結城凛ー

『…凛…………』

そっと凛の肩を触れてみる

ースカッ

ごめん…凛…。たくさん泣いたんだね。

目が腫れてるもん…

「嘘じゃねぇよ!!!!こんなタチ悪い嘘つくかよ!!!!!」

二人の言い合いに教室が静まる

「なぁ…速水…なんでいるの…」

沈黙を破ったのは榊原くん

『……ちょっと…調べもの』

「屋上にきて………結城も…」

「…………分かった」

そう言って3人で教室を飛び出して屋上へいった