だからかな、




君の視線の先にいつもあいつがいる事に気づいたのは。





あいつを見つめる君の横顔はいつも悲しそうだった。





なんであいつしか見ないんだよ。




あいつのせいで苦しんでいる君の視線はいつになったら俺に向くのだろうか。



もう悲しめたくない。


俺はあの人を救えなかった。



だから2度と同じことを起こさないように、俺が守るんだ。