次の日学校に行くと、皆私とサツキが仲直りしてることに驚いていた。 まあそのことでも色々と良くない噂がたっていたみたいだし。 「ユズリぃ~!」 廊下の向こうの方からトウヤが走ってきた。 しかもそんな大声で叫びながら!みんなに見られてるじゃん!!! 「トウヤばか!!!見られてる!!」 「おらおら、見んな見んなあ~! あ、昨日いったヒロのこととサツキちゃんの借金、もう大丈夫だから!」 そう言うとトウヤは両手で大きくピースした。