「なんで…ヒロと付き合ってんだよ…」 問い詰めるわけじゃない優しい口調。 「言えない、秘密にしなきゃいけないの」 私はどうにか隠そうとした。 これを言ったらサツキを本当の意味で裏切る気がして…。 「俺はもしユズリが教えてくんないんなら、ヒロにきく。」 「やだ!!!それはダメ!!!」 絶対にそれだけは阻止しなきゃ…! そこで私は、ある取引を持ちかけることにした。