ヒロが言ったのに合わせて、私も口を開く。 「そうなの。サツキごめんね。ヒロくんと両思いなんだ。」 サツキの顔が、どんどん赤く青くなっていく。 怒りと悲しみを足して2で割ったような表情…。 「ユズリ…最低!!!!!!あんたなんて大嫌いだから!!!」 そう言うと、サツキは目に涙を貯めて走って行った。