目を開けると真っ白な天井がまず目に入った。
やっぱり、夢だったんだ‥‥。
そうかとは思ってた。でも___に夢で会えてよかった。
にしても、一輝君、凄く積極的だったなぁ‥。
もし、あそこで一輝君が来てなかったら一体夢の中の私はどんな決断をしたんだろう?
自分の頭の中がモヤモヤしすぎて曖昧な答えを出してしまったていたのかも。
現実世界の話ではないといえ、一輝君には感謝しなきゃ。
夢で見たことを覚えている限り書いて、鉛筆を置いた。
「舞!今日も来たぜ!」
あ、ちょうどいいところに一輝君。
私は手招きをして、一輝君に夢の内容が書いてある紙を見せた。
「長い文だな!むむ‥、舞の見た夢の話?」
私はコクりと頷くと興味深そうに夢の内容を読む一輝君の顔を見詰めた。
