公園に入ってベンチで休んでいると



「あんた、もしかして!」



という女の声が聞こえた



声のした方をみて声が出なかった



あたしは目を見開いて、その女を見つめた



「なんであんたがここにいるのよ!なんで生きてるのよ!」



そこにいたのは紛れもない私の義理の妹だった



「悠里…」



「気安く名前を呼ばないで!あんたなんか姉でもなんでもない!ただの人殺しよ!あたしのお母さん殺しておいて、なんであんただけ生きてんのよ!お母さんを返せ!」



「…っ…」



悠里はあたしに蹴りを入れた



「あんたのせいで!あんたのせいで、お母さんは!お前なんか死んじまえ!」



悠里に蹴られ殴られて罪の大きさを再確認していく



「あんたが代わりに死ねば良かったのに!なんでお母さんが!」