憂香は強がってて気丈な振りをしてるが全然大丈夫じゃねぇ



ほっといたら、勝手にふらっと消えてしまいそうなそんな危ういやつ



憂香といられる時間はそう長くない



それまでに少しでも憂香の重りをどけてやりたい



憂香がひとりでも生きていけるくらいに



少しでも笑って過ごせるように



もう、ひとりで泣く夜がなくなるように



あと少しの間、俺がそばにいてやるよ



隆誠side end