「迎え?なんで?」
「裕也さんって、坂口組の若頭なんだよ。だから気軽に行けるような場所じゃないんだ。」
「…あ、あぁ。」
「…なぁ、俺は行かなくてもいい?」
さっきまで黙っていた榊が急に話し出した
「いいわけねぇだろーが。ほら迎え来てるから下降りるぞ」
「…はーい」
そうして俺らは憂香を部屋に残したまま下に降りた
下に着くと龍神会の車が待っていた
さっき電話したのは俺を養子として引き取った龍神会のトップだ。
坂口に行くと言ったら車を出すと言われた
「おいおい、これってさぁ、龍神会の車じゃねーの?隆誠お前何者だよほんと」
「榊には関係ねぇだろ。ほら乗れ」
享が居るから言いたくねぇんだよ
「若、坂口に向かえばよろしいでしょうか」
「あぁ。」
「若?おい、隆誠お前って…」
「悪りぃな享。今まで黙ってて。詳しい話は後にしてくれ」
それからは坂口に着くまでずっと沈黙だった
「若、着きました。」
「あぁ。さぁ行くか。」
隆誠side end


