「別になんでもねぇよ。それよりお前の髪、それ初めて見るな」 「それはそうでしょ。隆誠は知らないよ。でも、昔この髪色だったんだよ」 「そうか。なんでお前はここに来た」 「隆誠を連れて帰るためじゃん。憂香って女が心配なんでしょ?」 「お前は先に帰れ」 「無理だよ。先に帰るのは隆誠。僕はここですることがあるから」 「お前もやるのか?」 「僕は薬は嫌いだよ。僕が用があるのは一樹だ」 「あ?俺?」 「坂口と知り合いなのか?」 「一樹、僕を覚えてるよね?てか、隆誠は帰りなよ」