一樹、今度こそちゃんと殺してあげるから。
あいつが愛した男だからこそ僕が殺さなくちゃ
隆誠まで巻き込んだりはしない
倉庫に行く前にちょっと髪の色でもいじろうかな
一樹にあいつを思い出してもらうために
僕は近くの美容室に入った
「あら、尊くんじゃない。いらっしゃい」
「佳純さん、久しぶり。僕の髪をさ、あの時の色に戻してもらえないかな」
「あの時って咲紀ちゃんとお揃いの?」
「うん。咲紀の色に、あの時の淡いピンクにして欲しいんだ」
「もう、いいのね?あれの後すぐに色を今のアッシュに変えたでしょ」
「今日、咲紀の男だったやつに会うんだぁ。最低限の礼儀は尽くさなきゃね」


