「ああ、そうだ、川端さん知らない?」
「きらり? 学校休んでるけど」
「え、そうなの」
「ここ1週間くらい」
全然知らなかった。どうりで見ないはずだ。
ていうか1週間も? バカだから風邪はひかないはずなのにな。何かあったのかな。
例の宇宙人にキラリン星に連れ戻されたとか? うわー、想像しただけで寒。
「なに、川端さんなんかあったの?」
「いやそれこっちのセリフ。きらりと喧嘩でもした?」
「喧嘩っていうか別に、あっちが一方的におこだっただけだよ」
「おこ……」
「おこ」
おこってもう死語なのかな。時の流れは早いものだ。
喧嘩っていうには一方的だったし、弱すぎて相手にもならない感じだったし。
明日学校祭だけど、休むつもりなのだろうか。別にそれならそれでいいんだけど。
けどもしそれが私のせいだとしたら後味悪いじゃん。
川端さんって見るからに甘やかされて育ってそうだから、親とかに私が責められたら最悪だ。あの人は人に迷惑しかかけられないのかな。
まあ親に言いつけて自分をいじめた奴ら成敗するような彼女なら、こうはなっていないんだろうけど。

