乱華~羽をくれた君~Ⅲ【完】




すると蒼空がニヤリと微笑んだ。




「そんなに焦らなくても大丈夫だよぉ?僕なにも見てないもーん」





大人びた顔をして笑っている。





「そ、そら!!!」




「お前…生意気だな~!」




陸さんが蒼空をくすぐった。




小さかった蒼空も、知らぬ間に大人になっていくんだろうな…



唯だってそう。




この前まで何でもイヤイヤが激しかったのに、最近はちゃんと言う事も聞くようになった。





きっといつか素敵な人に出会って、私みたいに恋をして、辛くて泣いたり思いが通じて喜んだり、幸せなキモチになったりするんだろうな…




その時は二人を応援してあげたい。




周りが反対しようと、私はずっと二人の味方でいたい。