入学式。
というよりは「式」という存在はほとんどの生徒にとって「いらないもの」や「睡眠時間」だろう。

そして私もその例にもれず、眠っていた。
いい睡眠時間だ…。


そんな聞きなれた話、つまらない。
もうちょっと面白い話出来ないのかね?

まあそうはいってもそれが仕事だから仕方ないのだろう。

…あ、それって《まだ若き生徒たちに下らない話を聞かせて退屈させるお仕事?》

うわぁちょっとそれ気持ち悪い。
無駄なこと考えるんじゃなかったなぁ…。

そんなことを考えていると、大体気付いたら話が終わってるものだ。


そして今回も気付いたら終わっていた。
校長の長い話といういらないイベントが終わりった。

そしてそれと同時に入学式という必要だが不必要なイベントは終わった。

そして担任の先導で各々の教室へ向かう。
どんなクラスなのだろうか。

本当に馴染んで、やっていけそうなのか?
少し、不安になってきた。