「友香、 あのスライダーいっしょにいこうよ」 あのスライダーは確か二人乗りのできるやつだ。 でも………………。 あれ見るからに角度が急で怖そうなんだけど。 「あれ怖そうだよ」 「大丈夫だよ。 怖かったら俺にしがみついていいから それに俺が目隠しするから怖くないよ」 その言葉に胸がキュンとする。 「うん、ありがとう」