「超能力者だから。」

鳴夜がピタリと固まった。

「…………」

「おーい。」

「…………ぇ」

「おい。大丈夫か?」

ララが鳴夜の前で手を振る。

「……あ。大丈夫デス。超緑茶ナンダネ!」

鳴夜は何故か涙目でパニックになっている。

さっき見た過去の出来事を思い出す。

「あ、もしかして、今朝の件前のアレね。大丈夫。気にしないぞ。でも、意外だな。割とマニアックな趣味で………」

「あ…アレは」