苦笑して、時間が過ぎるのを待つ。 やけに時間が流れるのが遅く感じる…。 たえかねて、教室を出た。 向かうのは屋上。 唯一1人になれる場所。 ドアを開けて、屋上に出る。 外に出たと同時に感じる解放感。 「ん〜…!」 大きく伸びをして、フェンスを背に座り込む。 このまま寝てしまいたいくらい暖かな気温…。