ピピッ…ピピッ… 一定のリズムでなり続ける目覚まし時計を止めて起き上がる。 不意にカレンダーが目についた。 もう余命宣告をされて、1ヶ月か…。 「ふぅ…。」 小さく息を吐いて、立ち上がる。 制服に着替え、机の上にある買い置きのパンをかじる。 食べ終えて、部屋に置いてある仏壇の前で手を合わせる。