「おっ…」 「えっ⁉︎」 …玄関を出ると… そこに居たのは… 「まっ…前川くん⁉︎ど…どうして…」 「だって、学校行くまでに迷子になられても困るから」 「待っててくれたのっ⁉︎」 「うん、まぁね。もう行ったのかと思ったけど」 「ごめんなさい…」 時計を見ると… 8:17。 わ〜お。 8:30に着かないと、遅刻。 ここから学校までは20分かかる。 もう無理だね、うん。