何もわからない。記憶の中だけの存在のあの人。
あの人に逢えないでさみしくないと言ったら嘘になる。むしろさみしい、虚しい。可能性は無いに等しいけれど、もし逢えたなら、あの人にもし逢えたなら、次こそは伝えたい。
その為に今日も私は、宛先不明の紙飛行機を貴方に向けて、飛ばします。