「明日はどうかな。」
私が発したその言葉は自分でもわかるくらいに暗くなっていることに気付いた。
後ろにいる気配がまた答える。
「たぶん一日中降るんじゃないですか。」





…………。




「あさっては。」





「同じく。」







「ずっと?」


少し間があいて返事が来る。



「……たぶん。」