涙空 〜ナミダソラ〜






「華〜!?あんた起きてるの!?学校遅刻するわよ!?!?」

「え、やだ!もうこんな時間!?いってきま〜す!!!」

「華!カバン!忘れてるよ!しっかりしてよ〜」


私はこの春高校生になりました。
実は憧れの先輩と同じ高校で…
頑張って勉強して合格したの!


「やっば〜い!入学早々遅刻?やだ〜何やってるんだろ!!」

入学早々寝坊して遅刻しそうになってる
はぁはぁ…あともう少し…

わっっっ
ドンっっっ

「いった〜い…」

足が絡まって門の前で転んでしまった。

キーンコーンカーンコーン…

「ぷぷぷっ。はい、遅刻。お前1年か?」

そう言った先生。
そう、この先生は 伊藤晴也先生。
年齢は23歳。
爽やかイケメンで学校中人気の数学の先生。

「1年B組の吉岡華です…」

「1Bな〜ってお前血!血!」

「げっ。思い切り転んじゃったから…」

「歩けるか?」

「あ〜はい、大丈夫です。ごめんなさい」

はぁ〜もうやっちゃったよ。
入学早々何やってるの自分!!!
今日はとことんついてないな〜。